お知らせ・イベント
小規模企業景気動向調査結果〔2024年2月期調査〕
~経済の正常化が進みつつあるが、コスト高騰に価格転嫁が追いついていない小規模企業景況~
【最新分】 R6.2月
<調査概要>
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2024年2月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
<産業全体>
2月期の産業全体の景況は、採算・資金繰り・業況DIが小幅に改善した一方で、売上額DIがわずかに悪化した。インバウンド需要の活発化等を中心として、売上額DIがプラス値を示す業種が増え経済の正常化が進みつつある。資金繰り・採算DIは6期連続で改善しているものの、全業種においてマイナス値で推移しており、コスト高騰に価格転嫁が追いつかない状況が続いている。
【過去分】
R6.01月 高止まりするコストに続き、震災や暖冬の影響で改善傾向に歯止めがかかる小規模企業景況
R5.12月 一部で気行改善に一服感がみられるも、直近1年で最高値を示した小規模企業景況
R5.11月 行楽シーズンや省エネ需要の伸びから、明るい兆しの見え始めた小規模企業景況
R5.10月 終わりの見えないコスト高騰に価格転嫁が追いつかない小規模企業景況
R5.09月 不安定な売上が続き、先行きに不透明感が強い小規模企業景況
R5.08月 前年から改善は続くも、コスト高と酷暑の影響から足踏み状態の小規模企業景況
R5.07月 観光需要が拡大するも、酷暑や災害に阻まれ持続的な回復はまだ遠い小規模企業景況
R5.06月 経済活動の正常化で改善が進むも、借入金返済や供給力に問題を抱える小規模企業景況
R5.05月 コスト高の課題は残るもサービス業の好影響を受け、持ち直しを見せる小規模企業景況
R5.04月 コロナ禍前の景況感に戻りつつあるも、コスト高と人手不足が深刻化する小規模企業景況