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小規模企業景気動向調査結果〔2024年3月期調査〕
~全産業で売上額DIが好転するも物価高騰等の厳しい経営環境に苦慮する小規模企業景況~
【最新分】 R6.03月
<調査概要>
調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2024年3月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式
<産業全体>
3月期の産業全体の景況は、売上額DIを中心に、全DIが上昇した。年度末需要の 高まりや、新生活に向けた人流の活発化から、全業種で売上額DIがプラス値へと上昇 した。売上額が改善する中で、採算性の改善は全事業者において目下の課題である。 しかし、顧客離れを恐れて、原材料エネルギーや物流コスト等の値上げ分すら価格転 嫁ができていない事業者も多く、物価高騰における経営改善に苦慮している。
【過去分】
R6.02月 経済の正常化が進みつつあるがコスト高騰に価格転嫁が追いついていない小規模企業景況
R6.01月 高止まりするコストに続き震災や暖冬の影響で改善傾向に歯止めがかかる小規模企業景況
R5.12月 一部で気行改善に一服感がみられるも直近1年で最高値を示した小規模企業景況
R5.11月 行楽シーズンや省エネ需要の伸びから明るい兆しの見え始めた小規模企業景況
R5.10月 終わりの見えないコスト高騰に価格転嫁が追いつかない小規模企業景況
R5.09月 不安定な売上が続き先行きに不透明感が強い小規模企業景況
R5.08月 前年から改善は続くもコスト高と酷暑の影響から足踏み状態の小規模企業景況
R5.07月 観光需要が拡大するも酷暑や災害に阻まれ持続的な回復はまだ遠い小規模企業景況
R5.06月 経済活動の正常化で改善が進むも借入金返済や供給力に問題を抱える小規模企業景況
R5.05月 コスト高の課題は残るもサービス業の好影響を受け持ち直しを見せる小規模企業景況
R5.04月 コロナ禍前の景況感に戻りつつあるもコスト高と人手不足が深刻化する小規模企業景況